OnemakerのFXブログ

個人トレーダーがFX等について綴っていきます

自分をコントロールする

 企業に勤める為替ディーラーであれば、過去から蓄積されたトレードルールに従って取引を行い、定められたリスク管理のルールに基づき上司から厳しく監視されているため、組織的に守ってもらえます。

 

 しかし、個人トレーダーは、全てを自分で決め、自らをコントロールしなければいけません。

 

 いつ、どんな理由でエントリーするのか。

 

 どのぐらいの頻度でエントリーするのか。

 

 ポジションサイズ(ロット)はどうするのか。

 

 ストップ(ロスカット)はどこに置くのか。

 

 リミット(利益確定)はどこに置くのか。

 

 損失はいくらまで許容するのか。

 

 間違ったルールを作っても誰も教えてくれず、ルールを破っても誰も注意してくれないのです。

 

 個人トレーダーは、コントロールを失うと、トレードで全財産を失う可能性があります。

 

「トレードで全財産を失う」という表現を極端に感じるかもしれませんが、現実に、FXで大損した人が、借金を繰り返し、勤務先のお金を横領して逮捕される、といった類のニュースを定期的に目にします。 

 

 トレーダーとして生き残るるためには、厳しい自己管理、自己規律、メンタルが求められるのです。