OnemakerのFXブログ

個人トレーダーがFX等について綴っていきます

パチンコ投資を振り返って

 パチンコ投資を始めたころは、自宅から最も近く、かつデータカウンターのデータをネットに公開していたR店に通い、その店の中で比較的導入台数の多い機種を選んで、手作業でエクセルにデータを入力し、大当たり確率がマイナス乖離している台を選んで打っていました。

 

 ビギナーズラックだったのか、お店の還元率が良かったのか、平成27年8月31日に始めて、その年の年末には累計損益が40万円を超えています。

 

 順調に儲かっているときはパチンコそのものが楽しく、仕事が休みの土日はもちろん、平日の仕事帰りにも、駐車場の車内でノートパソコンに大当たりデータを入力して、お目当ての台を打ちに行っていました。

 

 ただ、大当たり情報の更新はほとんどのホールで1時間に1回、かつタイムラグがあり、店内に入った時にはデータが合わなくなっていたり、ほかのお客さんが遊戯中だったりして効率が悪いため、朝一の開店直後に行くのが原則でしたが。。。

 

「こんなに儲かるなら老後の趣味にしようかな」と思ったのもつかの間、平成28年2月に換金率が4円から3.63円に変わったころからなかなか貯玉が増えなくなりました。

 

 おそらく、ホールが控除率の見直しを同時に行ったのでしょう。

 

 また私は、基本的にはリスクの低い甘デジの海物語シリーズばかり打っていたのですが、「牙狼魔戒ノ花」という、初当たり確率約400分の1のハイリスクながら爆発力のある人気機種があり、「自分も一度大連チャンをしてみたい」との欲求が裏目に出て、連敗して貯玉を大きく減らしてしまった時期がありました。

 

 後半は、原則に立ち返って、投資対象を甘デジの海物語シリーズに特化し、投資上限も厳格に守ることで、大きく貯玉を増やすことはできずとも、なんとか持ち直すことができました。

 

 最終的には、投資台数が1,000台を超え、過去4年間の投資実績を振り返った時、今後パチンコ投資で効率的に稼ぐことはできないという結論に至り、納得のうえで投資を打ち切ることにしました。

  

 4年間に渡ったパチンコ投資から学んだのは、投資上限額などのルールを決め、そのルールを守るための自己規律・メンタル(経験から醸成される感情のコントロール)が勝つためには必須で、それはパチンコに限らず、株取引やFXにおいてトレーダーに求められる資質と何ら変わらない、という投資哲学でした。

 

(パチンコについて終わり)