ホールで会員カードを作ると、出玉を景品に交換することなく、カードに貯玉することができます。
貯玉することのメリットは、景品交換のカウンターに並ばずにすむ、収支が管理しやすい、現金を持って行かなくても打てる等がありますが、最大のメリットは、「非等価交換のホールで投資コストが下がる」ことにあります。
お店は客にパチンコ玉を1玉4円で貸しますが、出玉を景品に交換する際のレートについては変遷があり、私がパチンコ投資を始めたＲ店は当初は等価交換の1玉4円での交換、その後、平成28年2月に非等価に変更となり、約1割引の3.636円での交換になりました。
ここで、出玉が出ても景品交換せずに、会員カードに貯玉しておけば、次回の投資時に実質的に3.636円で店から玉を借りることができます。
具体的には、2,500玉を現金で借りると10,000円必要なのに対し、貯玉を使えば約9,090円で借りることができ、現金投資と比較すると圧倒的に有利になるのです。
投資機会が増えれば増えるほど、現金投資と貯玉投資のコストの差は大きなものになってきます。
よって私は、貯玉のできないホールではパチンコを打ちませんでしたし、貯玉再プレイの上限まで玉を使い切ったら、現金での追加投資はせずに終了するようにしていました。
（ただ、私は等価交換の頃から、収支が管理しやすいという理由で出玉を全て貯玉にしていましたが）
ですので、私はホールに入るときは会員カードは持って行っても、財布は持って行かない、また退店時にも、景品交換のカウンターには寄らないのが普通でした。
他のお客さんが景品交換のカウンターに行列を作っているのを見て、「なぜ貯玉にしないんだろう」と、いつも不思議に思っていましたね。
