パチンコホールの控除率(ホール側の利益)はおおむね15%~20%と言われています。
具体的には、あるパチンコ台のボーダーラインが250玉あたり20スタートだとすると、16~17スタートになるよう釘を調整しているということです。
よって、客の側は1万円投資すればおおむね8,000円から8,500円が出玉として手元に戻り、100万円投資すれば80万円から85万円が手元に戻ることになります。
もちろん、運の良いお客さんは、控除率に関係なく投資金額の何倍も回収できる場合もありますが、ホール全体の稼動を平均すれば、上記の控除率に落ち着くように調整されているのです。
ボーダーラインを下回っているパチンコ台を長時間打つと、短期的には勝てることもありますが、統計学で言うところの「大数の法則」により、設定上の控除率に損益が収束していき、長期的には必ず負けることになります。
よって、パチンコで勝つためには、かつてパチプロと呼ばれた人たちがしていたように、「ボーダーラインを超えている台を選んで打ち続ける」のが原則なのです。