OnemakerのFXブログ

個人トレーダーがFX等について綴っていきます

パチンコとメンタル

 私の投資金額(投資玉数)のルールとして、その日の貯玉再プレイ上限を使い切ったら終了、もしくは、等価の店であれば貯玉を3,000玉使ったら終了、というのを以前に紹介しました。

 

 投資に上限を設けて、損失が無制限に拡大することを防ぐためのルールであり、パチンコ投資においてとても有効なものですが、せっかく有効なルールを設けても、守れなければ意味がありません。

 

 例えば、「財布の中には2万円入っているが、今日は1万円使ったら帰ろう」と決めて打ち始めた後、初当たりが1度も引けなかった時、残りの1万円に手を延ばしてしまった経験のある人は多いはずです。

 

 しかし、それをやってしまうと投資では勝てないのです。

 

 人間の誰もが持っている「金欲」が、投資においては冷静な判断の妨げになります。

 

 大当たりの確率に何の影響も無いのに、必死でボタンを連打している人、負けた腹いせにハンマーでパチンコ台を破壊した人、置いてあった他人の財布を盗んで逮捕される人。

 

 いずれも、「金欲」に心を奪われ、自分をコントロールできなくなった人達です。

 

 金欲や感情に左右されない、自己を制する冷静な心、それこそが投資に必要なメンタルなのです。

 

 余談ですが、今でこそ健康増進法の改正でホール内には喫煙室が設けられ、遊戯中の喫煙はできなくなったようですが、私がパチンコ投資をしていた当時は遊戯中に喫煙ができました。

 

 私自身は一切たばこを吸わないのですが、パチンコ投資をやっていて一番つらかったのは、他人のたばこの煙を吸わされることでしたね。

 

 JTが実施した2015年「全国たばこ喫煙者率調査」で、男女計の喫煙率は19.9%とのことですが、ホールでの喫煙率は平均より明らかに高かったと思います。

 

 健康のことを思えばたばこを吸う理由は全くないはずなのですが、たばこは止めたくても止められないと聞きます。

 

 これも一種のメンタルの弱さの表れなのかもしれません。