「大当たりの確率がROMで固定されているのであれば、累計大当たり回数÷累計スタート数の確率が、平均より大幅にマイナス乖離している台は、大当たり確率が平均に収束するはずなので、そうした台を選んで打てば勝てるのではないか」という仮説を立てた事を以前に書きました。
最初のうちはR店の中だけで台の比較をして、分析用のエクセルファイルへの入力も手作業でやっていましたが、途中から、ホームページ上のデータカウンターの数字をテキストデータに変換してからエクセルに落とし込む方法を見つけて、複数店舗の同一機種を比較するようになり、その結果によって投資先の店舗と台を決めていました。
台のスペック(大当たり確率)については、先の収支表をご覧いただくと分かるように、前半はマックスの牙狼魔戒ノ花やハイミドルのスーパー海物語IN沖縄3も打っていましたが、後半からは甘デジの海物語シリーズばかりを打っています。
前述のとおり、私は貯玉再プレイの範囲内で投資をしていましたので、ホールの貯玉再プレイの上限である2,500玉で初当たりを引く必要があります。
スタート数で言えば、釘の調整にもよりますが、160スタートから200スタートの間となり、この限られたスタート数で初当たりを引くためには、甘デジを打たざるを得ないのです。
また、稼働率が低いと有意なデータが取れないため、ある程度以上の稼働があるホールを分析の対象としていました。
(パチンコデビューしたR店は、非等価になってしばらく後に稼働率が著しく低下し、後半は寄り付かなくなってしまいました。)
分析の結果選んだ「○○店の○○番台」を、朝一の開店時間直後に入店して確保し、早めに初当たりを引いて20分くらいで退店してしまうこともありましたし、遅くても1時間後には貯玉を打ち切って退店していましたので、店員さんは不思議に思っていたかもしれません。
ごくまれに、誰もいない朝一のパチンコ台の列の中に、一人のお客さんがポツンと座っており、さらに自分のお目当ての○○番台がその隣だったりすることがあります。
(なんで他にいくらでも同じ台が空いてるのに、あえて俺(私)の隣に座るの?)
という心の声が聞こえてきそうでした(笑)