今回のトレードは、コロナショックによる原油価格の暴落を受け、値を戻しつつ上昇トレンドとなることを期待して「買い」で臨みました。
リスクを限定するため、最初のポジションは1枚からはじめ、含み損となればロスカットし、含み益となればポジションを徐々に増やしていく。
ただし、レートが逆行した場合は、ポジション全体が含み益から含み損に転じる前に決済する。
今回のトレードでは、これらのマイルールは実践することができました。
しかし、「ポジションの増やし方」及び「利益確定のタイミング」を判断するのは、非常に難しいです。
1枚づつ増やすのか。1枚以上増やしていくのか。
何枚まで増やすのか。
どこで利益確定するのか。
永遠に値上がりを続ける商品も無ければ、永遠に値下がりを続ける商品もありません。
よって、どこかで利益確定を判断しなければならないですが、その判断が早すぎると大きな利益を得ることはできず、遅すぎると含み益をすべて失ってしまいます。
そして今回は、「ここで利益を決定的なものにしたい」という気持ちから、一気に30枚をロングしたところ、見事に裏目に出ました。
「あせり」から生じる不用意なトレードを、マーケットは決して許してくれないのです。