1月3日の早朝、ドル円が10分足らずの間に約400pips暴落する「フラッシュクラッシュ」が発生しました。
私はたまたまリアルタイムでチャートを見ており、この貴重な瞬間を目の当たりにすることができました。
私のこの時の注文状況は、保有ポジションは無く、ドル円の暴落が発生した際に、売りポジションによる利益を狙って、108.00円から106.00円にかけて、いくつかの逆指値売り注文を出していました。
しかし、フラッシュクラッシュの発生した7時35分の直前に、ドル円の下げ足の速さに嫌な予感がして、注文のキャンセルをしはじめた直後、キャンセルに間に合わなかった注文がいくつか約定しました。
保有ポジションの損益に、「マイナス60万円」以上が表示され、「まずい」「新年早々これか・・・」と思いながらすぐさま全決済注文を出しましたが、すぐには注文が通らず、感覚的には1分足らずの後だったと思いますが、保有ポジションが全て決済されました。
その取引履歴が以下のとおりです。
運良く、本当に運良く損失を免れることができました。
私が注文していた売値及びロットと、実際に約定した売値及びロットがかなり異なるので推測になるのですが、106.332で約定した計40万通貨は、106.50で出していた売り注文、105.090で約定した50万通貨は106.00で出していた売り注文ではないかと思います。
東京市場が年始の休日、かつ、もともと流動性の低い早朝の時間帯だったため、大きなスリッページが発生したことはやむを得ないでしょう。
運良くリアルタイムで取引していたため、直ちに全決済して損失を免れることができました。
ネット上では、「クロス円通貨の買いポジションが強制ロスカットになった」等、大損失を被ったトレーダーの動画やコメントが数多く見られました。
明日は我が身。
今回のフラッシュクラッシュは自分にとって本当に良い経験・教訓になったと思います。